モチベーション

今朝ツイッターのTLに「英語の発音が悪い人は、リスニングもできない。 要するに、発音が悪ければ絶対上達しない」というツイートが流れてきて、これが僕の地雷に触れたんである。何やねんその言い方、と。「発音がキレイやとリスニングの上達も早まるで〜」とか、その程度でええやん。インド人とか僕らから見るとメチャクチャな発音だけど、あれでちゃんとネイティブとコミュニケーション取ってるし。日本人だって、カタカナ英語でちゃんとやってる人たちを、ジョージアでは何人も見てきたし。

研究でもそう。「これを身に付ければ有利になる」とか「これを知っておくと便利だ」とか、そういう感じでいいんじゃないの? それこそ「肉じゃがを上手く作れたら、モテるんじゃね?」みたいな感じ。それを「肉じゃがさえ作れない男なんかが、モテるわけがない」とか言っりするのはアホでしょ、どう考えてもさあ。

「良い研究者」とか「理想的な研究者」とかの条件を色々設定するのはいいけども、君が勝手に決めた条件には当て嵌まらないような偉大な研究者も、世の中には何人もいる。逆にヘタにそんな目標を目指したりしない方が、いい研究者になれちゃう可能性だってあるんだぜ。