木曜日

予期せぬところで美人に会うとテンション上がるよねーやっぱり。

パートナーが、解析の途中結果が出たというので、数字を見せてもらうと飛び上がるほどテンション上がってしまった。期待以上に繋がってる! アズキゲノムが!! 
 ここが上手くいけばいくほど、次のステップがどんどん楽になる。必要なサンプル数も激減する。当然コストも下がる。言うことなしだ。
 
そうそう、こないだまたもビックリすることが。先日、pH12の水耕液の中で耐えていた野生種。さすがに1ヶ月くらいすると葉っぱが黄色くなってきたので、水耕液のpHを9まで下げてみた。原生地の土壌に近い数字だけど、それでも水耕液中の陽イオンはほとんど沈殿して底に溜ってしまう感じだ。で、その後しばらく観察を続けていたが、特に変化もない。ところが2週間くらいが経過した頃、突然新しく葉っぱを展開し始めた。それも次々と。新しい葉っぱは青々としている。栄養たっぷりって感じだ。。。幾ら何でもこれはおかしい。栄養はほとんど沈殿してしまっていたはずではなかったか。
 もしやと思い、実験室にもどってpHメーターを水耕液に放り込んでみる。示された数値は7.2。

マジかΣ( ̄□ ̄;)!!

こいつ、自力で中和しやがった。。。いや、土壌pHの高い地域に棲息する植物って、土壌中の養分を可溶化するために、根っこから有機酸を分泌するもんなのは知ってたけど。でも、基本的にそれで中和されるのは根っこのごくごく周辺だけで、何十リットルも入ってる水耕プール全部が中和されたとか聞いたことないわ。もうメチャクチャやん。

とりあえずまた一つ大きなネタが出現した。現時点では、そこに取りかかる人手がないが。誰かやらないか。