月曜日

今週末から嫁がつくばにやって来る。いよいよ同居であるぞ。5ヶ月だけだが。

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高校1年生を相手に話す日まで、ちょうど一ヶ月である。今回の話を引き受けてから、ある妄想に取り憑かれている。それは、僕の話を聞いた高校生が、例えば10年後くらいに、学会かどこかで僕の前に現れて「あのときに話を聞いて、この道に進もうと思ったんです」と言ってくれること。

友人にはアホだと笑われてしまったし、自分でもそう思う。でも、それくらい高校生の心を揺さぶるような話ができないかなと思っているわけです。本気で。高校生にも分かりやすく、とか、興味を引くように、とかを目指して準備をする人は多いと思うけど、まさか「話を聞いた人からあれで人生が変わったと10年後に告白される」ことを目指すなんて。。。34にもなって何言ってんだ、という気にもなる。

でも、僕が死んだあとに、誰かが僕について語ってくれることが、語られる言葉そのものが、僕がこの世界に生きた証になるんだと、僕は思ってるわけで。つまり僕が生きた足跡は、業績なんかより、人の心の中にこそ残さないといけないわけで。

それに、10年後、20年後に、僕の後に続いてくれる人がいなかったら、僕の夢も続かない。そこに向けて種を蒔いておくという意味でも、一ヶ月後の機会は貴重な一歩になり得るはず! 今度の相手はたったの14人だけど、まずは第一回目の挑戦だ。全力で臨んだるで。