見上げられないようにするには・・・?

上記の電話の最中、僕が最近抱えているジレンマについても話をした。

京大の学生とか、学会で会う若手の人たちから、僕は必要以上に見上げられているというか、話しかけにくい感じがあるような気がするのだ。明らかに僕のことを畏怖してる人もいるし。
でも、そういうのは全然本意じゃなくて、僕自身はもっと親しみやすい存在でありたいと思っているわけなんだが。

「でも論文がNatureとPNASにあって、オマケに科研の若手Aとか、それだけでこの人メッチャ凄いみたいになりますよ、フツー。学会だったらあの○○先生とか○○さんの次の時代を担う人って感じになりますもん」

いやいやいやいや、でもオレあんな人たちみたいに絶対なりたくないし!もっとこう、何ていうの? えっあの人Natureに論文あるとか聞いてるけど、めっちゃアホやん!くらいの感覚がええのよねー。

「え、そーなん? でも後輩たちとか、あとウチのカレシも、ないとーさんに初めて会ったときはオーラを感じたみたいなことを言ってましたよ。でもウチはさぁ(笑)・・・ごめん、ないとーさん(笑)」

なんやねん。

「ウチは初めてないとーさんを見たとき、ああこの人は研究室の中でもペーペーなんじゃなって思ったんよ」

おい!(爆笑) ぺーぺーって、お前・・・いや、その先入観のなさ、さすがやわー。だがお前のことはもう二度と弟子とは思わん(笑)

「ほんまスンマセン(笑)」

まあでもやっぱり、もっとアホにならんといかんというか、下に降りていかんとあかんのやろうなぁ・・・

と、そんなことを考えている、今日この頃である。