木曜日

昨日は嫁とスカイプしてたので更新できず。

アメリカに渡ってからというもの、自分で料理をするようになった嫁。料理に関してはほぼゼロ、というかマイナス(何もせずにそのまま生で食べた方がまだ食べられるんじゃないかというくらい料理ができなかった)はずの嫁だが、今やその腕前が飛躍的に向上した。

その嫁が、昨日職場のみなさんにカレーを振る舞ったという。嫁のカレーといえば、野菜を軽く炒めたあと、鍋に水を入れて沸騰し始めた時点でルーを投入、全ての具がガクガクというある意味奇跡的な作品となっていた記憶があるが、それも今は昔。ちゃんと玉ねぎを飴色になるまで炒め、ちゃんと野菜にも火が通るまでルーの投入を待つことができるようになったらしい。そうやって作った20人前のカレーが、昨日はあっという間に売り切れたそうだ。嫁のたどたどしい英語に対していつも厳しい態度で接してくる老教授も、昨日はカレーを食ったあとで「キミの英語はいつもダメダメだが、このカレーはA+だ!!」と叫びながら自分のオフィスへ戻って行ったらしい。

他の人たちも、
「こんなに美味しいカレーを作ってもらえるなんて、あなたの旦那は幸せものね!」
と口々に嫁に言ったらしいが、
嫁 「いやいや、夫の作るカレーはこれよりずっと美味しいですよ」
相手「まあ、そうなの!どうして?」

ここで、嫁は「彼はいつも女性にモテるために料理の練習をしていたので」というようなことを言いたかったらしいのだが、それを英語で上手く言うことができず、結局、

嫁 「Because he likes girls!」

と答えてしまったらしい。爆 どういうことやねん。