火曜日

来月の秋の学会で、20年がかりの研究成果(僕が最後のいちばん美味しいところを持って行ってしまった)を発表しようと思っていたら、学会の方からそれを記者発表させてくれ、という通達が来た。資料とか余計に準備しなきゃいけないし面倒臭いなーと思いながら上司に相談したら「プレスリリースとかは普通は研究所や大学が独自にやりたがるものだから、多分上から止められるんじゃないか」と言う。そうか、それなら助かるなと思いつつ「じゃあ上の人たちに聞いてみてもらえますか」と頼んだ1時間後。温室から戻ってくると上司の書き置きが机の上に。読んでみると「是非やれ、とのことでした」と。えー! 面倒臭いのと、今回の成果が所としては公にアピールするには足りないと判断されたような気がするのとで、軽くダメージを受けた。しかしそうと決まった以上は引き受けるしかあるまい。あらためて学会からのメールを見ると、説明資料を今週の木曜までに、そして記者会見用のスライドを来週水曜までに作れ、とある。きっつー 

…というわけで、来月僕らの研究成果が記者会見で公表されます。それをメディアが記事に書いてくれるかどうかはあちらの判断だけど、それでも取り上げてもらえるといいなあー