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任期付研究員の年度末発表会が終了。今日は3月のプレゼン7連発の1発目。
今日の発表会には所の幹部が全員出てくるので、一発印象に残るパフォーマンスをしてやろーと思ってた。ジーンバンクと言うと何か古臭いイメージがあるけど、僕は今の研究でそのイメージをひっくり返してやりたいと思ってる。McCouchも言ってる、「ジーンバンクは『倉庫』みたいに見られてきたけど、これからは遺伝資源のポテンシャルを積極的に解明していく、ゾクゾクするような研究センターになれる」って。先に宣言されてしまったのは悔しいけれど、もし僕や彼女の考えが正しいとすれば、今、この研究所の遺伝資源センターに若手の任期付研究員が僕1人しかいないという現状は一刻も早く改善されるべきだと思うし、そうなることを願う。…と言ってプレゼンを締め括ったった。でも本当に、これからは世界的にジーンバンクの時代だぜ。少なくとも今後10年くらいは。
ま、特に誰からもコメントはなかった(笑)けど、僕が喋ってる間に顔をしかめたりする人とかいなかったし、印象には残ったはず。研究の中身に関しても、質問いっぱい出て良かった。昆虫や動物の人たちから次々質問してもらえたのがほんとに嬉しい。伝わったってことだからね。
しかし、今日の最後の発言には勇気が要った。元々小心者だからなぁ、3年目のぺーぺーが所の現状を批判するなんて大逸れ過ぎだろう、と僕の頭の中から声が聞こえたくらいだ(笑)。でも、本当は1年目から言いたかったことで、それを今まで我慢してたってのが正直なところ。信用も何もないところから口だけ出すなんてことはしない。研究資金を獲得して、成果も出てくるようになれば、上の人間の耳にも届くはずだと思ってたから。そして今がそのとき、と思ったわけではあったのだが。来年度の募集はどうなるかなぁ?ウチに枠が貰えればいいんだけど。
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今週はもう更新できないと思うので、また来週、かな。