水曜日

ただいまじゃぽん。昨日夜10時に羽田に降り立ち、終電の一本前のつくばエクスプレスで帰宅。あまりの時差ボケに今日イチニチはフラフラであったのだが、あれやこれやと偉い働かされた。他に溜まった書類と事務処理を済ませ、ようやくにして学会や今回のアメリカツアーで出会った人々にメールを送る。特にササゲのTim Closeには早速コチラのデータを送り付けたった。とりあえず貸しを作ってしまえば無碍にはできまい。

土曜はLAからサクラメントに飛ぶ。。。はずだったのだが、LAXで迷いに迷う。前にも一度こんなことになったっけ。僕が乗る予定の飛行機はアラスカ航空4660便だったんだけど、アラスカ航空のカウンター(ターミナル6)に表示されているフライトインフォメーションに載ってない。あれ? まあ他の航空会社との共同運行便なのかな、まあそれでもチェックインくらいさせてくれるだろうと思ったところが、甘かった。で、カウンターのネエチャン曰く、「これはデルタとの共同便だから、デルタのカウンターに行ってネ。デルタのカウンターはターミナル5だから、そこの玄関を出たら左隣りよ」と。何かイヤな予感がする。。。と思いながら隣のターミナルまでテクテク歩く。そしてデルタ航空のフライトインフォメーションを見ると。。。ああ、やっぱり。サクラメント行きの飛行機そのものがない。一応係員を呼び止めて聞く。アラスカ航空の人がこの飛行機がデルタから飛ぶと言ったんだが、本当にここからチェックイン出来るのか、と。係員さんは色々調べてくれたけど、結局「いや、それはウチではないようだ」と。やれやれ。携帯を使って空港の全フライトスケジュールからアラスカ4660便を検索してみると、「Canadair regional jet」という文字列が目に入った。これってカナダエアーってこと?とデルタの人に聞いてみると、「そう思う」。じゃあカナダエアーのターミナルはどこ?「ちょっと待ってね。。。(地図を広げる)。。。ここだね、エアーカナダはターミナル2だから、反対側だ。15分くらい歩けば着くよ」と。そう、ロサンゼルス国際空港は本当にデカくて、ターミナル間の移動がメチャクチャ大変なとこなのだ。しかも、どのターミナルにどの航空会社が入っているのかという案内も全くなかったりね。。。とかブツブツ言いながら歩いているときに、ハタと気付く。さっきのデルタの人、Air Canadaって言わなかったか?Canada Airじゃなくて? ますます嫌な予感がするなぁ。。。と思いつつ歩くこと15分。Air Canadaのカウンターで僕は3度めの挫折を味わった。。。さっき見てたCanadair regional jetは飛行機の機体名だったのだ。Canada airじゃなくてCanadairだし。。。って、じゃあ僕の飛行機は一体どこに。。。えっと、この飛行機は元々JALを通じて探したヤツで、確か成田からLAに飛んで来たときの飛行機はAmerican Airlineとの共同運航便だったっけ。じゃあもしかしたら。。。ということでアメリカ航空のカウンター(ターミナル4。またもや反対側)まで20分歩いてみると、フライトインフォに予約便と同じ時刻にサクラメントに飛び立つ飛行機を発見!
 出発の2時間移譲前に空港に着いてたのに、チェックイン時には1時間切ってたしね。んでまたチェックインしてからセキュリティーを抜けて搭乗ゲートに辿り着くまでがすんげー遠いの。何故か44番ゲートだけシャトルバスに乗らなきゃいけなかったり、とか。

土曜日はアカギ夫妻に連れられてサンフランシスコでひと遊び、のはずが、どういうわけかGolden Gate Bridgeを徒歩で往復するという暴挙に出てしまい、しかもその後車でもう一回渡るという意味の分からんマネをした。どうしてそうなった。

日曜はUC DavisのLuca Comaiと会談。Lucaのラボで進行中の数々のプロジェクトについて話を聞くが、どれを聞いても次世代シーケンサーを本当に使いこなしているなぁという印象を受けた。次世代シーケンサーじゃなきゃそんな研究はあり得なかった、って思わせるような研究こそが、正しい次世代シーケンサーの使い方だと思うわけだが、ほんとにそんな研究ばっかり。誰のアイデア? ちなみに日本では標準価格80万円くらいするはずのものが、UC Davisだと750ドルだそうだ。これには本当に頭がクラクラしたなぁ。。。
で、Lucaとの会談中にオレの研究も見てくれ!ということでPCを立ち上げてアズキのなかまたちの写真を見せてみると、メッチャ興味を持ってくれた。で、「ちょうどいい!今日のラボミーティングでその話をしてくれないか」ということに。望むところじゃ!というわけで二つ返事で引き受け、そしてバカウケしてきた。Riversideで喋ってるときはまだ自分の言葉に熱が入りきらなかった感じだったけど、今回はスゲー気持よく話せた。英語でのプレゼンでそこまで到達できると思ってもみなかったので、やっぱ場数を踏むのが大事だなと思った次第。来週韓国でもっかい英語プレゼンのチャンスがあるわけだから、これは目一杯活かそう。

それにしても今回はアカギには本当に世話になった。この場を借りてもう一度礼を言っておこう。サンキュー!