木曜日

去年学会からもらった奨励賞の研究テーマに基づいてレビューを書いてくれ、と言われたのが5月。夏以降絶対に忙しくなるからと思って一気に書き上げ、投稿したのが6月。どういうわけか査読に回ったのが10月。査読が終わって戻ってきたのが一昨日。判定は修正すればアクセプト、ということだったので査読者コメントに従ってチャチャッと直して、昨日に朝のうちに再投稿。夜にアクセプトの通知が来て一安心、と思ったら、直後にもっかいメール。

「ごめん、査読者のコメント、一人分しか載せてなかった。他の査読者コメントもあるからもっかい直して」

え??( ̄□ ̄;)!! 

もひとりのコメントも大したことなかったから、すぐ直したよ。直したけどさあ。幾らなんでも、だろ。しかも僕が望んで書いたわけじゃないしね。とりあえず今回の担当エディターが誰だったのか明らかにしたいもんだわ。別に糾弾してやりたいわけじゃなくて、この人にだけは二度と当たりたくないからな。

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再投稿を終えたらすぐ千葉大へ。共同研究の打合せと、セミナー。

今回の共同研究はかなり上手くいきそう。テーマ自体はそんな大したことはないんだけど、妙に気になる現象なのだ。それを論文にする最後のピースが欲しいと思ってて、今日の相手方はまさにその実験に関してはスペシャリスト、何より何年か前からお互いに「いつか一緒にできれば」と思っていた仲なので。おまけにアズキをおもろいと思ってくれてるところが吉。

セミナーはいっぱい話してくれ、と言われてたので100枚ちょっとのスライドを作って1時間そこそこ話す。質問もいっぱい出たし、何より終わったあと、何人かの学生が興奮した様子で話し掛けてきてくれたのが良かった。女の子のファンも増えた。嬉しい。

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しかし残念なこともある。僕にとって伝家の宝刀ともいえる「伸びる先割れスプーン」が行方不明になってしまった。諸行無常とはいうものの、指し棒に丁度良かったアイテムなので大変惜しい。日本では入手不可能だからなあ。。。何とかして代替品を探さねば。