火曜日

学会ウィーク終了。育種と植物生理は両方行く人も多いんだからもうちょっと日程調整して欲しいよね、全く。

発表は大いにウケた。再来年にリクルートしたいD1の学生くんにキョーレツな印象を残せたみたいで、良かった。でも、その学生くんの発表もまた僕に強い印象を残したのでした。絶対来て欲しいな、彼には。

その学生くんの後輩の発表もついでに聞いていたのだけど、彼の結果が、大発見を匂わせるものだった。でも、本人とその周辺の人たちはどうやら全く気付いていなかったようなので、迷わず手を挙げて質問とコメントをした。

翌日、その彼が僕に話しかけてきて、
「内藤さんの言った通りでした。あれ、○○です」と。
うおー、キミ、やったなあ!凄いことやで、それは!!
「えっと、でも、、、何が凄いんでしょうか」
そうか、ならば説明しよう。かくかくしかじか。
「はっ、それは面白いですね。凄く面白いですね!」
やろ?これからも是非頑張ってくれ!続報に期待してるから!!

で、後でD1くんから聞いたところによると、彼はまだ学部の4年生で、でも僕に声をかけられたりアドバイスを貰ったことでメチャクチャやる気になってるらしい。彼がもしこのまま研究の道に進んでくれるようなことがあったら、僕の貢献も大きいよね(笑)

でも、実際そーだっただろ。僕だって学会に参加し始めたばかりの頃は知り合いも誰もいなくて、でも発表した後に誰かが「君の発表は面白かった」とか声を掛けてくれたりしたときにどれほど嬉しかったことか。誰かに認めてもらえたことで、どれだけやる気が湧いたことか。そういう経験が何度か重なったことも、僕に博士課程への進学を決意させた要因になってたはずなんだよ。

だから、よーするに、一般講演だって大事だろって話です。

それにしても、富山の魚と酒はウマかったなあ。