月曜日
先月の終わりのこと。科研費の審査結果が開示されました、という通知が来たのでいそいそとチェックしてみる。残念ながら落とされてしまったわけだけど、採択された人たちと比べて、何が足りなかったのだろうかと。今回のだって、結構自信あったしね。
科研費申請サイトにログインし、審査結果ボタンをクリックすると、採点表が表示される。
幾つか評価項目があって、表の左側に自分の評点、右側に、同じ細目で採択された人の平均点が書かれている。生産環境農学の遺伝育種遺伝科学の若手Aに応募件数が7件で、採択されたのが2件だから、この2件の平均点が表示されてるわけだね。うん。どれどれ…
叫んでしまった。
6項目中5項目で、僕の点数の方が採択者平均点より高い。ちょっと高いとかじゃなくて、大幅に高い。残りの1項目だって悪くない点数である。なぬーーーーー
結局、さきがけ持ったまんま科研の若手Aなんて出してしまったのが良くなかったんだろうか。そりゃま、若手Aをもらいながらさきがけをもらうのは認めてもらえたけど、その逆は難しいかもとは思ってたけどね。
とりあえず、少なくとも審査員のほぼ全員が、僕がやろうとしていることの重要性もインパクトも普遍性も高いと評価してくれたというのが分かったことは、良かった。
でもさー、お金取れなかったら実行出来ないんだよね、その重要でインパクトがあって普遍的な研究テーマをさ。
お金取って人を雇って、展開したいと思っている研究をゴリゴリ進めるつもりなら、もう若手枠の研究費よりも、一般枠で狙った方がいいってことかしら。それはそれでまたハードル上がってしまうなぁ。。。やれやれ。