月曜日

何と6月は1度しか更新していなかった。。。いやー、先月の申請書で本当に燃え尽きてしまったのだな。燃え尽きている中でもう一つ申請書を書き上げなきゃいかなかったので、気力も底を突いてしまったのだな。どうしてもテンションの上がらないままさきがけの領域会議に突入してしまい、いつも大人気のはずの僕のプレゼンも「今回は何か勢いなかったね。もっと期待してたのに」的なことを言われる始末であった。非難されたわけではなかったけども。

んで、今日二つ目の申請書がほぼ完成したのだが、これで一気に気が楽になった。止まり掛けていた論文も夕方から一気に仕上げられたし、7月に控えている講演2本もやる気満々。おもろいの作ったろ。

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先日嫁と話していたときのこと。

嫁のラボの院生募集の面接に、50を超えたオバサマが応募して来た。オバサマといってもどこぞの大学の看護学科の准教授である。看護学の世界はまだ若いというか、教員の学位取得率はかなり低い。このオバサマも例外ではなく、学位が取りたいのでもう一度大学院に入り直したいということらしい。しかし歳も立場も上の人を指導するなんてやりにくそうやし、しかも一度どこかの大学の博士課程に進学していながら、結局一報も論文を書かずに単位取得退学をしている。断りたいけどどうしようかなと思いつつ会ってみたところ、嫁の地雷を幾つも踏んでくれたらしく、嫁が逆上して終了。断りましたと。

問「どうしてこのラボを希望されるのでしょうか」
答「テーマに拘りはありません。国立大で学位が欲しいと思いまして」

地雷一つ目、起爆。

問「へ!?…なぜ、国立大がいいのでしょうか」
答「どうしてでしょうね…やっぱり安いからでしょうか」

地雷二つ目、起爆。

問「何か聞きたいことはありますか」
答「先生は英語の論文を沢山お持ちですけど、日本語では論文を書かれないのですか?」
問「はい?」
答「英語で論文なんか書いても、現場の看護師には読めないじゃないですか。」

地雷三つ目。嫁、プッチーン。

「あなたのような方には来て頂きたくありませんっ!!」

…という話。そうかぁ、全然あかんな、その人(苦笑)。けど、英語で論文書いても現場は読めないっていうのは一理ある気がするなぁ。だからって論文は日本語で書くべきやとは思わんけども。

と言った僕に対して、嫁は言う。

「そうやろ?だからアタシ、自分の論文は全部日本語にしてWebで公開してるんやで!イラストを使った簡易版まで作ってるもん」

え、マジで!?

「そーやで。だって折角研究して明らかになった事実があっても、それが現場に還元されへんかったら意味ないやんか」

偉い!見直した!いや、アンタ凄いな!いや〜、今日はほんまに見直したで!!

…というお話でした。