月曜日

弾丸トラベルも終わって、よーやく落ち着いてPCに向かう時間が取れるようになった。先週京大の生態学研究センターでディスカッションが出来たおかげで、書きかけていた論文の路線変更。ディスカッションの重点が大きく変わってしまうので、そうなると結局イントロから書き直しである。この週末と、今日丸一日掛けて、ほぼ書き直した。いや、論旨がスッキリしそうな予感はあったのだけど、ほんとにスッキリした。ウチの超が付くほど優秀な秘書さんにあらすじを説明してみたら、「えっ、すごい!何か鳥肌立っちゃった」と言われた。サイエンティフィックにはそれほど重要な発見は含まれていないのだけど、ストーリーとしては何だか壮大になっちゃうからね。そんな論文を、果たしてエディターやレビューアーはどう評価してくれるのか。。。

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アズキゲノムがいよいよ最終フェイズに入った。ということで、論文のイントロなどをそろそろ準備し始めねばなるまい。

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今のポストが今年度いっぱいなので、いちおう就職活動の書類を書いている。で、この5年間の自分の経験をアピールする文章を考えていたのだけども、

私はこの5年間を、「PIになるための準備期間」と捉えて研究活動に励んできました。PIとはPrincipal Investigator、つまり研究代表者あるいはグループリーダーを意味します。私はPIへのステップとして、任期付研究員としての5年間の間に2つのことを自分に課してきました。それは「研究費を獲得して人を雇い、1つの研究チームを作り上げること」および「外部の研究者と共同研究を行い、自分たちの能力や設備の限界を超えた研究を行うこと」です。
 私には夢があります。それは私一人では到底達成できないことであり、どれだけ多くの人の協力を得られるかに掛かっています。したがって、私にとってこの5年間は、私自身に人を動かすことができるのかどうかを試すための5年間だったと言えます。

という書き出しはどうだろう。結構気に入ってるんだけども。