金曜日

本当は2週間前に通知を受け取っていたんだけども、ついに公に発表された!JSTさきがけの「二酸化炭素資源化を目指した植物の物質生産力強化と生産物活用のための基盤技術の創出」領域で、僕の研究提案書が採用されてしまったのです。しかも5年型で。えらいこっちゃー
http://www.jst.go.jp/pr/info/info847/besshi2-07.html

JSTプレスリリースの参考資料で応募件数と採択件数が公開されてるんだけど、35件中の2件というのにはマジでビックリ。信じられん。。。が、3年では絶対に不可能な研究だし、狭き門なのは分かってたけど、やるなら5年型しかあり得ない、と思ったんだよね。だから申請書作成には、完全に実験をストップして1か月以上掛けた。書いてはあちこちの人に頼み込んで読んで貰い、意見を聞いては何度も書き直した。書類選考を通過してからは、プレゼンの準備に追われた。申請書を書いていたときと同様、人に見てもらっては作り直した。面接前夜は緊張して落ち着かず、結局友達に家まで来てもらったりもしました。

でも、内藤を助けてやった甲斐はあった、と思ってください。僕のワガママに巻き込まれてくれたみなさん、どうもありがとう。

それで、先週、他の採用者の人たちと顔を合わせる機会があったのだけど、誰もが例外なく口にしたのは、「面接が本当に厳しかった。面接終わったときはもう絶対落ちたと思った。」ということだった。でも、僕にはそんな印象は全然なくて、審査員の人たちは僕の話に笑ってくれたり、「面白い」とか「夢がある」とか言ってくれたりしたんだけど。。。それって僕のプレゼンとか質問に対する答え方とかが相当良かったってこと?だとしたら、益々意見をくれた人たちに感謝せんとだわ。

それにしても今年は本当に「お金を取った年」になった。若手Aに加えて、さきがけまでも。いよいよ、僕の手元には、人を集めるだけの資金が落ちてきた。5年前に抱いた「チームないとぅ」の夢が、いよいよ現実になりつつあるのかと思うと、感慨もひとしおだぜ。

うおー、やったるでー!